美術協力「ダンディ・ダディ?」

2年ぶりの連続ドラマ出演となる主演の舘ひろしさん演じる「恋愛小説家・伊崎龍之介」。恋愛のカリスマと呼ばれる評判の小説家ですが、男手ひとつで育てた愛娘「あかり」のことになると娘を守ろうと必死になってしまいます。そんな中、娘のあかりは父親の気持ちを察しながらも、高校生として自立したいという思いを抱きます。親子がお互いを理解しあい、親子の絆と愛情を描くホームコメディです。

今回、伊崎龍之介(舘ひろしさん)の愛娘・あかり(南沢奈央)さんの最終回・ウェディングシーンのご提供をさせていただきました。娘役の「あかり」さんが15歳という設定なので、かわいいイメージのアイテムを選び送付いたしました。最初は、亡くなった伊崎龍之介の妻が縫ったという製作途中のベール、完成ベールのご依頼でベールを製作させていただきましたが、直接手で刺繍を施している演出とのことでブーケ、ブートニア、ティアラ、シューズを使っていただきました。

今回は台本の送付がなかったので、どのようなシーンで使われるか、どのような演出になるのかが放送まで分からなかったのでスタッフ一同、ドキドキしながら放送を見ました。

女優の南沢奈央さんのかわいさにぴったりあった、全てスワロフスキーで作られた輝きが素敵な新作のティアラも映え、クラシカルな教会での式に大輪の清楚なグリーンホワイトのラナンキュラスブーケが美しく感動のウェディングシーンでした。新郎「小早川悠樹」役の石黒英雄さんのブートニアも付けていただき、テレビに釘付けでした。

商品を使っていただいたことへの感動もありますが、何と言っても娘への想いが詰まった舘ひろしさんの台詞や演技には涙しました。特に娘のあかりがウェディングドレス姿で手紙を読むシーンは表情だけで父親の想いが伝わってきました。本当にとても素敵なドラマです。